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cro-magnon(大竹重寿)×SYNCHRONICITY(麻生潤)対談がototoyにて実現!

cro-magnonのしげくん(大竹重寿くん)との対談がototoyで実現しました!

cro-magnonの再結成から、僕ら二人の関係、
SYNCHRONICITYにかける想いまで幅広くお話ししています。

しげくんとは久しぶりにじっくり話して、いいインタビューができたと思ってます。
僕らが会ったのはまだ全然20代で7~8年前かな。
その頃に比べるとお互い丸くなったし、いろいろ考えるようになった。
こうしてインタビューを終えてみるとその時間の濃さが分かります。

ちょっと長いけれど、本当に良いインタビューになっていると思うので、
ぜひ読んでみて下さい!

ototoy特集ページはこちらから!
http://ototoy.jp/feature/index.php/20120218

地域自立のための自然エネルギー

岡山在住の-kikyu-メンバー「井筒耕平」氏が東京に来るということで久々に会ってミーティング。
クリエイティヴ、彼の行っている地域おこし協力隊、自然エネルギーのこれからなどを話した。
僕等は何を話すのにも「持続可能性(サステナブル)」に繋がっていく。
「CREATION FOR THE FUTURE」をテーマに開催するSYNCHRONICITYももちろんそうだ。

そのミーティングで面白かったのは、彼がイメージする地域での自然エネルギーへの取り組みの話。
エネルギー供給では太陽光、風力、地熱が可能性があるけれど、地域の人が自立していくには、様々な人が関わることのできるバイオマス、小水力を進めていくことが大切だという。

確かに太陽光、風力、地熱は大規模な発電が可能でもあり、自然エネルギーの中では比較的大きなエネルギーを生み出すことができる。
しかしながら、それ単体で完結してしまいがちなところが長所であり短所でもある。

それに対してバイオマスや小水力は、組合や農家、林業や温泉施設、メーカーなど様々な関わりを生み出すことができる。
努力しているところも沢山あるけれど、地域はどうしても中央からの補助金などに依存しがちなところがある。
それに甘んじるのではなくて、地域主導で自然エネルギーを通して様々な関わりを生み出し、自立していくことが大切だという話をしていた。

地域の自立を目的として、自然エネルギーが一つの手段になる。
それはすごく面白く素敵な話で、自然エネルギーにも色んな形があるのだと思った。

再生可能エネルギーの普及・拡大を目的に、7月から「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」が始まる。
まだまだ色んな問題があるが、その制度を通して新しい取り組みが色んな所から産まれていくことは間違いない。

SYNCHRONICITY’11へ向けて

今回のSYNCHRONICITYは、利益の全額を被災地支援のために寄付いたします。
会場にお越しいただき、素晴らしい音楽やアートを思う存分楽しむことが、
被災地への支援となります。

甚大な被害をもたらした今回の震災は、私たちに大きな哀しみをもたらし、
原発事故は、私たちの心に拭うことのできない不安の影を落としています。
また、余震の恐れや計画停電等により、多くの催しが相次いで中止・自粛され、
哀しみと不安に包まれた私たちの心は一層萎縮しているように思います。

音楽やアートは、私たちの心に活力を与え、明日への希望をもたらしてくれるものです。
SYNCHRONICITYでは、一人でも多くの方にご来場いただき、
そんな音楽やアートの素晴らしさを思う存分に感じ、楽しんでほしい。
そして、そうすることで被災地への支援としたいと思います。

当日、会場にたくさんの笑顔が溢れることを心より楽しみにしています。

SYNCHRONICITY主宰 麻生潤