先日、SYNCHRONICITYのサポーター(ボランティアスタッフ)説明会にて、
「グリーン電力とはどういうものですか? 」という質問がありました。
SYNCHRONICITYでは、グリーン電力にて会場の電力をまかなっているのですが、
その仕組みはまだまだ知られていないので、色んな方から質問をいただきます。
特に今は、原発問題が余談を許さない状況であり、関心もいっそう高まっています。
今回は、「グリーン電力で会場の電力をまかなうということ」について説明します。
まずグリーン電力とは、風力、太陽光、バイオマス(生物資源)、小水力の
環境への負荷を極力与えない自然エネルギーによって発電された電力のことを言います。
(ちなみに、ダム等の大規模な水力は環境への負荷が大きいため含まれず、グリーン電力で言う水力とは、
河川の水を貯めること無く、そのまま利用する発電方式の小水力のことを指します。)
また、よく質問されるのが、イベントでどうやって「グリーン電力で会場の電力をまかなうのか」ということ。
それは実際に太陽光や風力の発電装置を会場に設置して電力をまかなうのではなく、
遠方にある太陽光発電所や風力発電所などに委託会社を経て間接的に発電をお願いし、
主催者側でイベント相応分の電力を買い、それを電力会社に売電する仕組みのことを言います。
(ちなみに、グリーン電力による発電コスト、電力会社の電気代は全て主催者持ちとなります。)
ちょっと間接的なので複雑なお話となりますが、
そうして必要な電力をグリーン電力で発電することで、
化石燃料、原子力発電など環境負荷の高い電力をイベントで使用せずに行うことができます。
まだまだグリーン電力の普及は進んでいませんが、これからはもっともっと必要になってきます。
SYNCHRONICITYでは、私達が、そして、私達の次の世代が安心して過ごせるよう、
これからもグリーン電力への取り組みを行っていきます。
やっぱり、きれいな空気を思いっきり吸い、美しい海で泳ぎ周りたいじゃないですか。
皆がもっともっと幸せになれるきっかけがここにあると思ってます。