天久聖一 × よシまるシン「ロゴゴ展」開催!
天久聖一 × よシまるシンのユニットによる初の展覧会「ロゴゴ展」が2016年8月5日(金)から8 月28 日(日)に開催されることが明らかになった。
これまでに、『電気グルーヴ20 周年のうた』MV(2013 年)や、25周年記念ツアー “塗糞祭” ロゴ (2014 年)などのコマーシャルワークを共作し、公私ともに20 年来の付き合いである、天久聖一とよシまるシン。かねてより「ロゴ」「文字」「言葉」に興味を抱いてきた二人は、2010 年より6 年間続けている企画「ロゴドリル」において、世間にあふれる言葉と架空の造語をロゴとしてデザイン、発表。 本展では「象形文字の誤解釈」をテーマに、漢字をモチーフにしたシュールでポップな新作のロゴ作品を発表する。
会場では、ステッカー、キーホルダー、マグカップなどの展覧会オリジナルグッズの販売も予定。 初日の8 月5 日(金)には、20 時よりオープニング・レセプション行うほか、8 月20 日(土)には関連 イベントを予定している。
【作家コメント】
いままで二人ではいろんなパロディロゴを制作してきたんですが、今回はオリジナルに挑戦します。 ロゴというと普通は言葉の意味を掘り下げて、象徴化したり、抽象化する作業ですが、ウチらがやりたいの はまったく逆で、意味から遠ざかることです。象形文字の元となった事物を敢えて間違えて、ぜんぜん違う 具象に落とし込むとか、よく海外でつくられた日本語のTシャツをネットで見るんですけど、外人はもとの 意味を知らないからとんでもなくマヌケな言葉や文字を、デタラメは配置でデザインしたりしてるんですよね、ああいうのが大好きで、近いというわけではないけど、同じスピリッツでやろうと思ってます。 オリジナルと偽物、オシャレとダサさ、可愛さと下品さ、プロと素人……その両方のバランスの中でどこに 着地点を求めるか、いつも考えているのはそういうようなことです。でもとにかく2人ともまず「ウケた い!」という体質なので、バカだなあと面白がってもらえればと思います。
天久聖一 × よシまるシン【プロフィール】
天久聖一(あまひさ・まさかず)
マンガ家/演出家/作家/映像作家
1968 年香川県生まれ、東京を拠点に活動。電気グルーヴ『モノノケダンス』(2008 年)、『カフェ・ ド・鬼』(2004 年)、ゆらゆら帝国『美しい』(2010 年)をはじめとするミュージック・ビデオのほか、シティボーイズミックス『動かない蟻』(2011 年)や日本悲劇総合協会『不倫探偵~最後の過ち~』 (2015 年)など舞台の作演出を手がけ、幅広い媒体で活躍中。代表著書に、『バカドリルシリーズ』 (1994 年-)、『ブッチュくん全百科』(2011 年)、『味写入門』(2010 年)、『こどもの発想』 (2011 年)、小説『少し不思議。』(2013 年)。
よシまるシン(よしまるしん)
デザイナー/イラストレーター/映像作家
1972 年岩手県生まれ、東京を拠点に活動。これまでに、DMM.makeウェブ企画「猫相関図」(2014 年)、映画『バクマン。』エンドロールコミックデザイン(2015 年)、日清のどん兵衛特設ウェブサイト 「どんばれンタイン相関図」(2016 年)、など多様なコマーシャルワークを通して、積極的に作品を発表 している。
展覧会概要
展覧会名:天久聖一 × よシまるシン 「ロゴゴ展」
会期:2016 年8 月5 日(金)-8 月28 日(日)
【オープニング・レセプション:8 月5 日(金)20:00-22:00 作家来廊 】
【関連イベント開催:8 月20 日(土)後日ウェブサイトにて詳細発表】
営業時間:16:00~23:00(水曜日休廊)
会場:TETOKA(東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F)
Tel: 03-5577-5309
URL:http://tetoka.jp/
企画:Yu Murooka
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